PBで思い浮かぶ2つ【一般公開ブログ】

今日のブログは重要です。

特に中3は公民の授業と同じ扱いのブログです。
今後出てくる大事な用語「国債」についてはこのブログを
もって授業とするので、

今後当たり前のように「国債」という言葉を使います。

高校生は、もし国債についてわかっていない人がいれば
これをきっかけに絶対に理解してほしいし、

中2以下も、どのみち習う言葉。
知っておいて損はない。

さらに、高市さんがなんでこんなに人気あるかという
理由もこのブログに詰まってるので、

今の日本を知る上ではかなり重要な内容です。

ちゃんと読んでほしいし、
中1はわからなかったら親と話し合ってほしい。

なるべくわかりやすく簡潔に説明するよう心掛けます(笑)


政治系の話で、

「積極財政」と「緊縮財政」っていう言葉。

多分誰もわからないと思うんだよね。

なんとなく「積極財政」の方がよくて、高市さんは
積極財政だから人気がある

ってことはわかってる人もいるかもしれない。

あと、財務省が悪者扱いされて、
「財務省解体デモ」が毎週末行われていたり、

「ザイム真理教」と言われたりする理由も
今日のブログでわかる。

まず、「積極財政」っていうのは、

足りないお金を政府が国債の発行で賄う
っていう考え方。

出てきました。国債。

まず、国債っていうのは紙切れだと思って。(あくまでもイメージです)

政府はね、お金が足りない時に必殺技がある。

それは お金を印刷する という技。

コピーじゃないよ。お金をコピーしたら逮捕されるよ。

そうではなく、新たな諭吉…じゃない、栄一をつくるってこと。

1兆円足りないなら1兆円を印刷してつくっちゃえ!!!!ってこと。

でも、単にお金を印刷して世の中にバラまくことはできない。

そこで登場するのが国債という紙切れ。

お金を印刷した時、そのお金は最初誰のもの??

それは「日本銀行(日銀)」のもの。

日銀っていうのは、世の中にある銀行のトップにいる銀行。
個人とのやり取りはできない。

北洋銀行や道銀や政府が利用する銀行。それが日銀だ。

お札を印刷できるのは日銀だけ。

政府は、日銀にお金を大量に印刷させて、
(この時点でこのお金は日銀のもの)

そのあと国債という紙切れを日銀に売りつける。

そうすることで、日銀で印刷した大量のお金をゲットする。

その後日銀はその紙切れを色々なところに売ります。

個人も買えるし、企業も買うし、外国も買う。

こんな紙切れなんで買うの???

これ、実は株みたいな感じで、
売ることもできる。

長い期間、国債を持っていれば、
それを日銀に売ったときに利子を上乗せして
お金を返してもらえる。

つまり、国債っていうのは借金なんだよ。

「あとで利子つけて返すからこの紙切れ買って!!」

って感じの借金。

最初に紙切れ発行してお金借りたの誰だっけ???

政府です。

だから国債は政府の借金

だから国債は政府の借金
(「国民の借金」って言うと麻生さんがブチギレます…。)

この国債をたくさん発行して、借金して、
そのお金で103万円の壁を178万円にしたり、
ガソリンの暫定税率廃止したりする。

これが積極財政。

なんか借金するって良くないことに思えるよね。

でも、緊縮財政と比較して考えてほしい。

次は緊縮財政の説明。

これは簡単。

政府が国債を発行する。つまり政府借金をかかえるのはダメ!!!!!
っていう考え方。

緊縮財政派の合言葉は、「PB黒字化」

はい、タイトル回収です。

PBと言えば「プライベートブランド」を思い浮かべると思う。
(これは上のPBじゃないよ!!!話それてるからね。)

政治と全然関係PBだけど、これはこれで大事。

覚えておこう!

そのお店独自のブランド。

ものはしっかりしてるけど、安い。

イオングループなら「トップバリュ」や「ベストプライス」
アークスグループなら「CGC」
セブン&iグループなら「セブンプレミアム」(これマジで美味しい)

例えば、マヨネーズ。

マヨネーズと言えば「味の素」or「キューピー」
だと思うけど、

アークスならCGCのマヨネーズが置いてある。
全然美味しいよ。

でも味の素、キューピーより安い。

これがPB(プライベートブランド)です。

はい、話戻します。

でも、政治の世界のPBと言えば、

「プライマリーバランス」

プライマリーバランス黒字化とは

「国債みたいな借金をせずに、政府の収入の範囲内で政治をしましょ!」

という考え方。

なんか健全でいい感じに聞こえるよね?

でも、政府の収入って何????

ほぼ税金だよ。

これは、「政府は借金しないで、国民から税金たくさんとろうぜ!!!」
っていうこと。

だから岸田さんは増税しまくった結果
「増税メガネ」と言われるようになった。

そして、このPB黒字化を推し進めてる組織が
財務省なんです。

PB黒字化、大事だよ。

景気のいい時にはね。

でも、今は俺も初めて経験してるくらいの物価高。
国民の生活が苦しいんだよ。

それなのに、増税して、政府は借金しない。

それで国民の生活が良くならなかった。

安倍さんがいなくなってから、ずっと自民党は緊縮財政。
でもうまくいかなかった。

だから国民は怒ってるの。

さっきの比較して、って話だけど、

積極財政って「政府が借金する」ってこと。
聞こえ悪いよね。

でも、言い方を変えれば、

国民が苦しい時に、
政府が国民に変わって借金して国民を救ってくれる。


緊縮財政は、

政府は借金せずに、国民から税金をたくさんとってPB黒字化。

緊縮財政は悪じゃない。

でも、物価高で国民が苦しい時にすることか?
しかも、それで3年くらいやってきて結果が出てない。

それなら積極財政に切り替えようよ、今は。

という世の中の流れがこの高市ブームをつくった。

ちなみに、「国債発行、つまり借金ってどこまでしていいの???」
っていう疑問がわくでしょ?

これね、わからないんだって。

どんな政治家も専門家もわからないらしい。
やってみないとわからない。

緊縮派にも大きく分けて2パターンの人がいる。

ひとつは財務省に洗脳・脅迫されてるパターン。
「PB黒字が正義」
「増税が正義」
「財務省に逆らうな」
「逆らったらあの秘密バラすぞ」

これ、ガチです(笑)

もうひとつは、
さっき言った通り、
「どこまで国債発行していいかわからないんだから積極財政は危険」

と考えている人。

維新の吉村さんなんかがこのパターン。

そして、もうひとつ言っておくと、

高市内閣のメンバーだからと言って、
積極財政派とは限らない。

てか、ほとんどいない。

総裁選で「チーム高市」として
高市さんを応援したメンバーが積極財政派。

小野田キャプテン(現・経済安保担当大臣)
片山さつき(現・財務大臣)などですね。

政調会長のコバホークも緊縮派だし、
進次郎も緊縮派。

内閣のメンバーのほとんどは緊縮派です。

でも、もちろん高市内閣なので、
高市さんの指示に従う…と思う。

他党では

立憲民主党の野田代表もゴリゴリの緊縮財政派。

国民民主党の玉木代表・榛葉幹事長はゴリゴリの積極財政派。

参政党の神谷代表は積極財政派。

ですね。

以上、国債と積極・緊縮財政の授業でした。



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